【2006年6月20日】
とある大好き明治サイトさんが民権家でやってらして、うっかりやってみたくなりました。
『プロサッカーチームを作ろう! 大江戸伝習FC編』
葛生さん本人はゲームは全くやらないのですけどね。(^ ^ゞ
ポジション決定に当たっては、他人様の研究成果を堂々と無断拝借させていただきました☆ (… I さま、Kさま、すみません;;)
☆大江戸伝習FC(フットボールクラブ) …本拠地=江戸
☆チームカラーとマスコット …チームカラーは紺地に白のライン。ユニフォームも同色。エンブレムは葵にシャスポー銃(そこ、何だそりゃとか言わない)。チームマスコットは「よしのぶくん」だが選手たちにはすこぶる不評。最近、「ひよこのぴーちゃん」に変更したいという動議が選手R.A.(仮名)を代表とする一部選手たちから提出された。(ただし、もしその動議が可決されるような事態になると、司令塔のS.N.(仮名)が他チームに移籍してしまうのは必至なので、フロント側は無視している)
☆監督 大鳥圭介 …守備の堅さでは定評ある采配を見せるものの、まず「負けない」試合を目指すため、勝ち気な司令塔と頻繁にぶつかる。実はついこの間まで伝習FCのセンターバックだった(これも守備的になりやすい原因ではないかと専門誌の記者たちには分析されている)。フロントが突然フランス人の前監督シャノアンを解任してしまったため、意に反して選手兼監督の立場を押し付けられたのだが、彼が試合に出るのを司令塔が(尋常でなく)嫌がるので、現在では慣れない監督業にほぼ専念している。
※選手兼任監督は、現在Jリーグでは禁止されてますが(下部リーグでは可)、世界ではOKな国もあるし、どうせ妄想なので、よしとしてください。(笑)
【スタメン】(3-5-2)

GK 本多幸七郎 …主将。とりあえず全体をちゃんと見てくれそうなので。
DF 鈴木蕃之助 …ディフェンスの要。圭介が幕臣と書き残してたり第一大隊長代理だったかもしれないとの情報より。
山角麒三郎 …結城で敵を敗走させた功につき。本多大川と列記されるんだから圭介の信任もあついに違いない。
小笠原新太郎 …宇都宮撤退時の殿軍の功につき。必要ならば攻撃参加も可能。
MF 沼間慎次郎 …「神出鬼没で端倪すべからざる」攻撃=司令塔に決定。
大川正次郎 …トップ下。器用だし冷静だし本多の抜けた後の頭並だし。
滝川充太郎 …攻守ともに大活躍できる点と、やや猪突っぽいイメージから。4-4-2ではDF。
大岡新吾 …小山戦で小気味良いサイド攻撃を決めたというだけでもうここ以外ないかと。4-4-2ではDF。
高木銓之助 …横浜伝習以来圭介と一緒で、「操練の事に巧み」と書かれているのでボランチで。
FW 山口朴郎 …伝習隊のエースですから。エースっていったらFWで点取り屋ですから。
浅田麟之助 …小山あたりの活躍(自己申告だが)を見てると、FWだと思う。怪我がちなところも。
*→ とりあえずいちばんオーソドックスな布陣は、3-5-2。確実に前がかりのチームなので、バックスの3人の役割は非常に重要。ボランチの高木が大事なアクセント。山角や小笠原がオーバーラップしたときはしっかりフォローに入る。最終ラインは鈴木(蕃)がしっかり統率していて、崩すのは至難。
*→ 滝川と大岡のオーバーラップからの鋭いセンタリングと、沼間→大川の縦のラインが主な攻め手。だが生憎とスタメンFWに長身のヘディング要員がいない(山口も浅田もどちらかという小回りの利くドリブラータイプ)ため、どうしてもグラウンダーのボールにせざるを得ないのが、滝川的にはちょっと不満。でもこのツートップの得点率はリーグトップレベル。
*→ 司令塔の沼間は伝習FCの誇る天才レフティ。「神出鬼没で予測のまったくつかない攻撃をする」と対戦相手に称えられたのは有名な話。しかし気が短いのが玉に瑕で、ラフプレーではなく口の悪さでカードを集めるという特技を持つ。守備重視の監督と折り合いが悪く、移籍の噂が絶えない。怒り心頭で出場を拒否るケースさえある。選手が監督を本気で怒鳴りつけ、監督がしょげるという他のチームでは絶対にお目にかかれない光景は、伝習FC名物としてマスコミやファンの恰好の餌となっている。
*→ 大川は、いろいろ便利なトップ下。器用。右利き。沼間が出(られ)ないとゲームメイクのお鉢が回ってくる。周囲にはとんだとばっちりだとこぼしながらも、そつなくしっかり努めている。攻守のバランスの取り方が巧い。
*→ 滝川は突破力抜群、スピードだけでなく当たりにも強い。たまに熱くなりすぎて、勝負を求めて敵DFに特攻かまして失敗する(と大川から容赦ないツッコミが来てチーム内の雰囲気がやや険悪になる)(といっても監督と司令塔の揉め事ほどではない)。
*→ GKの本多は、誰もが頼りにするキャプテン。ただし誰ひとり怒らせたがらない。試合ではまったく隙を見せないので対戦相手からひそかに不気味がられている。フリーキックやコーナーキックの守備に桁外れの強さを見せる。
【交代例】(4-4-2)
*→
まず、FWの浅田が最初にバテる。或いは負傷退場する。この時点ではシステムは3-5-2のままFWだけ入れ替えることもある。交代人員は、吉澤か栗原。吉澤はゾーン内でのボールキープが得意。何となくヘディングに強そうなイメージ。栗原は思い切りのよい飛び込みが武器なので、終盤に点を取りたいときに入れると効果的。
*→ 4-4-2に変更する場合は、滝川が下がって左サイドバックに入る。どっちみちオーバーラップで留守にすることが多いので、その場合は高木(フル出場する体力はちょっと微妙)に代わった宮氏が下がってバランスを取る。
*→ 大岡を下げて小笠原を守備的MFにするという手もあるが、大岡もちょっと負傷交代が多い(かもしれない)。そんなときは守備に強い鈴木(金)を投入。状況によって右サイドの小笠原とのコンバートも可能(っていうか小笠原もオーバーラップしちゃうからな…)。どっちにしろ山角、鈴木(蕃)、本多はフル回転という罠。
*→ 沼間が出場停止や出場拒否(笑)の場合は、内田を大川の補佐に投入。
岩藤乙次郎(GK) …戦後の活躍ぶりと黒田に「絶対に必要な人材」と言わしめたことから、欠けたら試合にならないGKのポジションを進呈。ただし本多が健在な限り、出番はない。
小泉喜三郎(DF) …春日と野村の衝突時、いち早く土方を呼んで最悪の事態を回避したあたり、将来有望。ただしまだ若すぎて万年ベンチウォーマー。
鈴木金次郎(MF/DF) …二股で大川より先に布陣して防戦した=ボランチに相応しかろう。守備的なポジションならわりと手広く対応できる。
内田良太郎(MF) …『新選組実録』に引用されていた文章から、将来司令塔を目指してる若手なイメージ。野望と実力と彼我の差を把握する冷静さとを併せもつが、レギュラーのMF陣が派手すぎていまいち目立てずにいる。
宮氏岩太郎(MF) …滝川の補佐っぽい人なイメージ→主として滝川がオーバーラップした後の穴埋め役に決定。滅多にカードを貰わず安定した守備をするが、たまにうっかり一発レッドを貰ってしまって監督の頭痛の種になる。
栗原立一(FW) …小山戦で敵に突入して功績があったというエピソードから、飛び込み要員に抜擢。滝川のセンタリングに合わせるとか、得意そう。
吉澤鎌五郎(FW) …突入して橋頭堡を築くのが得意だったようなので、フィールドプレーもできる長身FWあたりで。
☆チームとしての課題 …守備重視の監督に対し、選手たちがとにかく好戦的で前がかりになるので、攻守のバランスが実はものすごく微妙なところで成り立っている。ハマると他のチームが手も足も出ないほど強いが、何かの拍子にバランスが崩れるとガタガタになる。フランス人の前監督の下、最先端の欧州流サッカーを導入したが、システムが完成する前に監督もコーチも解任されてしまい、その後は仕方なく手探りでやってきたという点も不安要素。監督との不仲が取り沙汰される沼間には常に移籍話がつきまとうが、現実には沼間が欠けると守備一辺倒になりがちなチームなので、今後のためには後継の司令塔育成(もしくは引き抜き)が肝心と思われる。でも何より怪我人が多いのが最大の泣きどころ。
……こんなところで如何?(笑)
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