【2006年6月23日】

うっかり第二段。

『プロサッカーチームを作ろう! 新撰組編』



☆OS LOBOS(オス・ロボス)壬生 …本拠地=京都 (チーム名はポルトガル語で「狼」。英語に訳せば「The Wolves」)

☆チームカラーとマスコット …チームカラーは浅葱色でユニフォームはだんだら(一部選手に死ぬほど不評)。エンブレムは赤で誠の一字。チームマスコットはもちろん狼。応援歌に「Ole! Lobos! (オレ!ロボス!)」と、「士道(SAMURAI SPIRIT) 〜誠の旗の下に」がある。熱烈な若い女性のサポーターが多いので有名。

☆監督 近藤勇 …貫禄たっぷりだがまだ若い。試合の細かい点は選手たちに任せて、もっぱらフロントやメディアの対応など、外向きの仕事に追われる。司令塔とは幼馴染でツーカーの仲。ちょっと優柔不断なところや天狗になりがちなところがあって、たまに一部選手たちから反抗される。でも生来の人が良さゆえかいつのまにか丸く収まっている。選手時代はGKだったが、肩を壊して早く引退した。他所を出されて行き場がなくなった選手を引き受けて再生させるのが得意。従ってチームには問題児が多く、これらをしっかり監督・指導するための「鉄の内規」があるという専らの噂だが、傍から見ると選手たちはのびのび放任されているだけにしか見えない(つまり本気で放任するともっと凄いらしい)。胃痛が持病。

【スタメンの一例】(3-5-2)

GK 島田魁
 …気は優しくて力持ち。頼りになる男。巨体をものともしない俊敏さと鋭い読みでゴールを堅守。
DF 山南敬助 …ベテランCB(センターバック)。線は細いが守りは堅い。ただし怪我に泣かされることが多い。
   井上源三郎 …よく気がつく男。最終ラインから皆をさりげなくフォロー。地味だが要所を押さえたプレーは玄人好み。
   尾形俊太郎 …器用な男。別名、貧乏くじ。でも黙って役に徹する仕事人。
MF 土方歳三 …鬼主将&鬼司令塔。鋭すぎるキラーパスが味方泣かせ。試合中よく怒鳴る。
   斎藤一 …便利な男。貧乏くじその2。主として土方のサポート役。
   山崎蒸 …最強ボランチ。敵の攻撃の芽は出る前から潰す。奪い取ったボールはもちろん味方の速攻に。
   原田左之助 …豪快なオーバーラップがトレードマーク。たまに豪快すぎてボールを追い越し、看板に突っ込む。
   永倉新八 …小柄だがスピードと正確なセンタリングが持ち味の右サイド。時々、監督とぶつかる。
FW 沖田総司 …ヘディングの天才。でも気が乗らないと試合中でも本気にならない。大の練習嫌い。
   藤堂平助 …飛び込み要員。勢い余ってゴールポストで額を切ったことがある。沖田と同期でいいコンビ。


*→ とりあえず3-5-2で構想。伝習隊のシステムサッカーと違い、個人技主体の南米系ダイナミックサッカー。っていうか各選手の個性が強すぎて、どう足掻いてもそれ以外のものにはならない。
*→ 最終ラインにやや不安が残る布陣(山南が怪我で出られないと埋められる人材がいない。…河合くらいしか……)。さしずめ、「敵の攻撃は中盤の底で食い止めろ」が合言葉か。おかげで、山崎と一緒に中盤の底を形勢する斎藤は、本来は攻撃型の選手なのに守備を要求されることが少なくない。
*→ そんな斎藤の特技は、主審の目の届かないところで敵の主力選手を潰すこと。もちろんカードなんか貰ったことがありません。
*→ 両サイドは親友同士。原田は毎日、愛妻弁当を持参(奥さんの名前はまさちゃん)。永倉は、試合には必ず恋人の小常ちゃんを呼ぶ。よく2人でのろけ合戦を始めて、主将にどやされる。原田は試合中も(豪快すぎるプレーで)よくどやされる。
*→ 沖田・藤堂は、バランスが取れているようで取れていないようでやっぱり息ぴったりのツートップ。試合中でもぺちゃくちゃ暢気にお喋りしてたりして、主将にどやされる。原田・永倉を巻き込んでゴール数競争を展開している。ちなみに原田と永倉は、その結果でトトカルチョをしているらしい(見つかったらやばいのでこっそりと)。
*→ 司令塔で主将の土方は、試合中もそれ以外も選手たちをどやしつけてばっかりいるので、ついた渾名が「世話焼きママ」。井上に血圧を心配されている。口は悪いし言葉はきついし遠慮もないしで煙たがられつつも、実は思いのほか大事にされている(でも本人は「どうせオレは嫌われ者だからな」と思っている)。土方あってのチームであることは、当人たちもメディアもサポーターも百も承知。原田と2人、若い女性ファンの心を一身に集めている。


【スタメンの一例】(4-4-2)
*→ 監督が出来心で大型補強をして、ゲームメイクに定評のある伊東と、守備に強い篠原、服部を獲得。原田、永倉を両サイドバックに下げて、4-4-2のシステムに変更することで、最終ラインの安定度は段違いに増す。
*→ ただし、今度は中盤で土方と伊東のエリアが被って、試合中にチームメイト間で激しい鍔迫り合いを多々演じる羽目に。お互い絶対に譲らないので、斎藤がえらい迷惑を蒙る。山崎は飄々と敵の攻撃の芽を摘み取る作業に没頭して器用に難を逃れる。
*→ とりあえず沖田と藤堂はボールが来ようが来なかろうが、自分のスコアを積み上げることしか考えてない。
*→ 原田と永倉も勢いよくサイドを駆け上がったりミドルシュートを打ったり合間に奥さんや恋人に手を振ることにしか興味がない。
*→ 伊東との付き合いが長い篠原と服部は、伊東のすることには口出しをしないと決めているので、やはり黙々と己の仕事に集中。結局、すべての尻拭いは斎藤に押し付けられる。
*→ 個々の選手の力量を総合すれば、守備力も攻撃力もぐんと増強できたはずなのに、チーム崩壊寸前まで各選手が好き勝手な行動を取るため、微妙に戦力が伸び悩んでいる。とあるスポーツ記者は「ここまでチーム内の雰囲気が最悪で崩壊しないのは奇跡だ」と書いたほど。(でも監督は「流石みんな凄いなあ」と素直に感心している)



…ちなみに、蝦夷新撰組編も考えないことはなかったんですが。
たとえば、監督はやっぱ土方だよなー、とか。野村はFWで決まりだな、とか。相馬がトップ下で、安富・大野がその後ろで、この中盤の三角形で攻撃を組み立てたら結構怖いものなしなんじゃないかとか。GKは引き続き島田。DFラインは、立川あたりに統率してもらったらどうかとか。
一応、超攻撃的で知られるオランダ伝統の4-3-3システムで考えてみてたんですが、蝦夷メンバーってイマイチよくわかってないので、11人全部、埋まらないんですよ…。とくに、野村と組ませる左右のFWが。桑名の石井・谷口あたりどうだろうと思ったけど、どうもしっくりこない。中島と横倉はDFに組み込みたい気分なんだよねー。(何故?)
…というあたりで悩んでいるうちに日本代表の最後の試合のキックオフ時間がきまして、別にそんなことで悩む必要ないじゃん、と我にかえってしまったのでした(笑)
とりあえず野村のシュートはなかなかゴール枠内に行かないんじゃないかという気がします。
安富は敵だけじゃなく味方にも恐れられてたらいいと思います。
(っていうか、蝦夷新撰組編になったら、「壬生狼」じゃないからチーム名も変更しなくちゃですね…)


……そんなかんじで。
日本が敗退しようが、非国民の管理人はまだまだサッカー祭り真っ只中ですYO☆(^ ^ゞ



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