【2005年8月14日】


巷で流行りの○○バトン。友達少ねぇんで絶対回ってこねえだろうと高を括ってたら、『白霞』のK滔さま(伏せる意味はどこに)が心優しくも回して下さいました。自分の名前を三回くらい見直しちゃったよ(笑)
てなわけでコミックバトンです。



● 本棚に入っている漫画単行本の数

 あんまりないです。精々40冊くらい…? もちっとあるかな?(奥に突っ込んであったりするので積算不可能)


● 今面白い漫画

『月夜烏草紙』(及川七生)
 明治に嵌る前に手にしまして(確か最初に雑誌掲載されたときに見た)、もともと人外の者と人間が仲良くする系の話が好きだったのでコミックスになるのを待ちかねて買いました。今は、明治人の生活っぷりや服装を垣間見るのが好きです。明治30年代っていうとあの人とかあの人がどこそこでぐふふげへへ(怖)

『銀魂』(空知英秋)
 去年の今頃までは、「幕末キャラったってパロなんでしょー」と高を括ってまともに見てなかったんですけど、いつの間にこんなに嵌ったのか(汗) 土方が出てくるときゃいきゃい言いますが基本的には銀さんで満腹です。沖田が結構気に入り。土方下の名数字にはそんなに魂消ませんでした、十九郎(某小説)のときほどには。

『ひなたの狼』(斎藤岬)
 間の取り方とか好きです。可愛いキャラデザで意地っ張りな土方というのは、彼の本質をある意味うまく捉えていると思う。ていうか男って可愛いよな。基本的に。あの可愛い土方がどんなふうに鬼役を務めてくれるのかが楽しみなのだけども、私の行動範囲の本屋さんでは雑誌置いてないんだ…。今どこまで話進んだんだろう…。


● 最後に買った漫画

 『銀魂(八)』と『月夜烏草紙(5)』をいっぺんに。


● よく読む、または特別な思い入れのある漫画5冊

 本と違って、漫画ってあんまり読み直したりしないのですが(ゆえに買う分も少ない)。

『月夜烏草紙』(及川七生)
 ↑にもちょこっと書きましたが、世相が好き。明治でSSは書きませんが(今ンとこ)着物での動作とか参考にはなるし。見てて幸せになるし。あんなふうに可愛がってくれるお化けがいたらいいのに。怖い思いはもう沢山なんですがねえ(意味深)

『アツイヒビ』(緑川ゆき)
 この方の描かれる世界がなんかもう巧く言えないんだけど大好きです。最初に読んだのが『緋色の椅子』で(ドリィ萌え)、ファンタジーな人なのかなあと思ってました。人外好きとしては『蛍火の杜へ』も見逃せない。でも一冊のコミックスの完成度では、これが一等だと思います。同じ世界・時代・別々の主人公でオムニバスに全体像を描いていくという手法は大好きです。

『花と狼の帝国』(藤田貴美+山下友美)
 ナチス抵抗運動を描いた話でして、大学時代に社会学関連でちょうどそれを勉強していた時に出会い、「買わなきゃ」と思って買ったもの。ストーリーだけでも痛いのに、その先の実際の顛末を知ってしまっているから、読んでて苦しい作品。4冊で第一部完、のまま次が出る気配がないですが、このままでもいい。作品としての濃度、勢い、纏まり方、どれをとっても素晴らしいので。

『ここはグリーン・ウッド』(那州雪絵)
 基本。生まれて初めて全巻そろえた漫画。中坊でおこづかいが泣きたくなるほど安かったので、足を棒にして古本屋を廻って掻き集めました。全寮制男子校って楽しそうだなあと羨んでましたが、今思えば、通学制女子校も同じようなドタバタライフだったよ、な…。無かったのは色恋沙汰くらいで(爆) 当時は忍先輩よりは光流先輩でしたが、今だったらきっと忍先輩もイケる。だって伊藤とか原とか大好きだもん(そういう問題か?)

あと一つ…。
好きだった漫画は他にも結構あるのですが、完結の仕方が気に入らないとか、連載がだらだら続いて間延びしてしまった、とかいろいろあるので、とりあえずここでストップします。


● 次にバトンを廻す5人

 たぶん皆さん今更じゃないかと思うのでここで止めておきます。いや俺まだだけどやってみたいんだけど!…と仰る方は、勝手に葛生の名前出して受け取ってくださって構いません。(投げやり)





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