拍手#05

「莫迦にしてんのか…!」
 テレビをつけたとたん猛然と怒り出した青年に、グラハム・エーカーはかれらしくもなくひどくうろたえた。
 青年の怒り方がそれほど激しかったのもあるし、喜ばせようとした――つい今しがたまで確かに喜んでいたはずの相手が唐突に気分を害した成り行きが、まるで理解の範疇外だった所為もある。
「俺は! フットボールが観たいって言ったんだ!」
(そうとも、だからこうして試合中継をつけたではないか…!)
 わけがわからない。拳を握り締めて力説する青年と、今しもプレー開始が宣言されようとしている画面の中を、グラハムはおろおろと見比べた。


   + + +

 事の発端はグラハムがかけた電話だった。
「次の週末のきみのスケジュールに私が介入する余地はあるかな?」
「あー…今週末ね…」
 碧い眸の"友人"はスクリーンの中でちょっと困った顔をした。
 ひょんなきっかけで出会ったアイルランド系の青年とは、飲み友達を一歩踏み外したような曖昧な付き合いがこれで案外うまくいっていた。人当たりのよさと無礼にならない程度の他人行儀さ、豊富な話題と如才ない話術。フリーのジャーナリストだとかいう青年が名乗ったアンディ・オニールという固有名詞が便宜上のものにすぎないと承知した上で、居心地のよさと天秤にかけて、グラハムは自らの好奇心を満足させるほうを選択した。
 気が向いた側が連絡して、都合がつけば会う。軍の外での交友が近ごろめっきり減っているグラハムにとっても、余計な詮索なく世間話ができる相手は気楽で、たのしかったのだ。
「無論、忙しければ無理にとは言わんよ」
「忙しいっていうか。ちょっと見たいテレビがあってな」
「ほう。仕事に関連した番組かね」
 訊いた後で、これは詮索だと少し後悔する。アンディは気にしたふうもなく、いや、と首を振った。
「趣味だ。だが折角の生中継を見逃したくはない」
「……?」
「フットボールの試合があんだよ」
 苦笑しながら肩をすくめた青年に、おや、とグラハムは両の眉を上げた。
「きみはフットボールを観るのか」
「おう。好きだぜ。ガキの頃はよく近所の奴らと遊んだもんだ」
「そうか。私も学生時代に経験がある」
「へえ! 意外だな」
「そうかな。これでもベストプレーヤーに選ばれたことだってあるんだが」
「そりゃすごい」
 どうやらまた新たな共通の話題ができたようだ。ふふ、と口元を綻ばせたグラハムは、「そうだ」と手を叩いた。
「その試合は何時から始まるんだ?」
「え? えーと……GMT18時からだから、米東部時間ならちょうど昼過ぎかな」
「ならばちょうどいい。ランチを一緒にしないか」
「いやだから試合が…」
「開始時間にまにあうように食べて、私の家で観ればいい」
「え」
 スクリーン越しの青年の口が、驚きのかたちに開いて固まった。まばたきを二回。俄に色めきたつ。
「観れんのか……!?」
「ああ。小ぶりだがホームシアターがある」
「だってあんた、官舎住まいなんじゃ、」
「ニューヨークに個人的に所有している部屋があるのだよ。こんな機会でもなければ使わんのでね。きみさえ嫌でなかったら…」
「やった! 実はいま手元にあるのがぜーんぶ画面ちっさくてさ。助かるぜ!」
 まさに喜色満面。手放しの喜びように、グラハムもつられて笑顔になった。
「お安い御用だとも」
 それが三日前。
 そして今日、グラハムお薦めのカフェで味も見た目もボリュームも満点のランチを堪能したアンディは端目にも瞭然なほどご機嫌で、初めて訪れた部屋を興味深げに見回していた。
「目の前がハドソン川かよ。贅沢だなあ」
「四季折々で表情が変わるからな。窓からの眺めだけで飽きずに過ごせる」
「あんたはもっと賑やかなのか、ずっと田舎が好みかと思ってたけど」
「利便性の勝利かな」
「そんなもんか」
「ほら、試合が始まるぞ」
「うっわ、でっけーセット」
 こいつも一年の殆どはお蔵入りかよ勿体ねえ、と。生まれ育ちを彷彿させる些か悲しい羨望をごちながら、スプリングの利いたソファに遠慮なく沈みこんだ青年だったのだが。
 次の瞬間、笑顔を消してグラハムを睨みつけた。
「何つけてんだよ」
「何って、きみご所望のフットボールの試合だが」
 うっかりチーム名を聞き忘れてしまったがこの時間帯にやるゲームはこれだけだったからな、助かったよ。にこやかに言うグラハムを憤然と遮って。
「莫迦にしてんのか!」
 青年はグラハムが思いもよらぬ言葉を叫んだのである。


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「フットボールっていったらフットボールに決まってるだろう。なんでコレが出てくるんだ!?」
 グローブを嵌めた右手が苛立たしげに画面を示す。糾弾の声はするどく、表情は険しい。
 しかし、蜂蜜色の髪の男はむっとした様子で、同じように画面をびしっと指さすと、いっそ胸さえ張って言ってのけた。
「何を言っているのか判らん。フットボールといえばこれだろう」
 二本の指が揃って示す先、画面に映ったフィールドはやけに細長く、幾つもの白線と数字が描かれている。フィールド上に立つ選手たちは、人数こそ1チーム11人だが、皆やたらとごつい装備を身につけていた。
 そのスポーツの名称なら、ロックオンも知っている。アメリカン・フットボール、略してアメフト。ユニオンでは三世紀以上にわたって根強い人気を誇っている競技だ。そのくらい、知ってはいる、けれども。
 ふざけんな!と怒鳴ってロックオンはすっくと立ち上がった。
「これのどこがフットボールだよ!」
「これのどこがフットボールではないというんだ!」
「フットボールっていや自動的にアソシエーションフットボールを指すに決まってんだよつまりサッカーだよ!」
「ならば最初からサッカーと言いたまえ! アメリカでフットボールといえばこれだ!」
「知るかよ……!」
 ひとしきり憤懣を爆発させると、今度は一転、ひどく悲しくなってきた。壁の時計が合っているのなら、ちょうど、まさにたった今、キックオフの笛が鳴ったところだ。ああ、とも、うう、ともつかない嘆きとともに、ロックオンはがっくりと項垂れる。
 大事な大事な代表戦だったのだ。何といっても、W杯の予選である。祖国アイルランドは過去最高成績がベストエイト、強豪ひしめく欧州では予選落ちも珍しくないが、今回のチームはなかなかの粒揃いだと前評判が高かった。持ち前のタフな精神を発揮すれば、三大会ぶりの本戦出場も夢ではない、と。
 だから、どうしても観たかった。そんなことに現を抜かしていられるような立場ではないことも、ガンダムマイスターの重責もよくよく認識した上で、それでも観たかった。出会った時点にすでに出身がばれてしまっているグラハム・エーカーの前でなら、秘匿義務を心配せず心置きなく祖国を応援できる、そう、思ったのに。
 そう思えばこそ、われながら軽率だと呆れながら、ティエリアにバレたら事だなと苦笑いしながら、ユニオンの軍人の自宅などという取り扱い要注意な場所までわざわざ出向いてきたというのに。
(大丈夫かな。開始早々失点なんかしてねえだろうな…)
 居ても立ってもいられないという言葉は、今この時のためにあるのだという気がした。
「アンディ……」
 あまりの落ち込みように、思わずといった態でグラハムが申し訳なさそうな声をかけてくる。が、返事をしてやる気にはなれない。判っている、かれは純粋な好意で観戦場所の提供を申し出てくれたのだ。とんでもない勘違いをしてくれたものだが、すっかり舞い上がってしまってきちんと確認しなかった自分も悪い。
 ただ、理性で判っていても割り切れぬものは割り切れない。
 と。
「そうだ!」
 脳裡にひらめいた可能性に、ロックオンはがばっと勢いよく顔を上げた。肩に手を触れようとしていたグラハムがのけぞるようにして避けるが、かれの視界には入っていない。こうしちゃいられねえ、と呟きながら、ジーンズのポケットから引っ張り出した携帯端末をネットに繋ぐと、鬼気迫る表情で怒濤のように検索をかけ始める。そして、
「あった…!」
 叫ぶと同時に、つい先刻脱いでソファの背にかけたばかりの上着を手に、身を翻した。
「何処へ行く」
「試合観に行くに決まってんだろ…!」
 家主へ残したのはたったその一言。それきり後は顧みず、ロックオンは文字どおり玄関を飛び出した。


   + + +

 メトロを乗り継ぎ、息せききって青年が駆け込んだ先は、とあるアイリッシュパブだった。
 狭い店内は、どこから湧いて出たかというほどの人数でごったがえしている。独特のトリコロールや代表ユニフォームで全身を着飾った老若男女が、グラスを片手にじっと黙り込んで、壁際に設置された大型スクリーンや天井近くに置かれたテレビの画面に見入っている。正確には画面の中の、緑色の芝の上で展開するスポーツに。誰もかれも真剣そのものの表情だ。
 青年を追ってきたグラハムは、店内の異様な雰囲気に気圧されたように、一瞬入店をためらった。だが、栗色の髪の青年は立ち止まるグラハムなどそっちのけで、人垣を掻きわけるようにしてずんずんと店の奥へ進んでいってしまう。
 慌てて後に続き、カウンターのところで漸く追いついた。てっきり注文するのかと思いきや、アンディは身を乗りだすようにして、グラスがぶら下がる天井近くに置かれた小さなテレビ画面の左上隅に目を凝らす。それから、はああああ、と深い溜息をついた。
 表示されたスコアは、0-0。どうやら間に合ったらしい。
「なあ、きみ、」
 上がってしまった息を整えながら――軍人として日々鍛錬を欠かさないグラハムが必死で追いかけねばならないほど、先を行く青年の勢いは凄まじかったのだ――自分のそれよりやや高い位置にある肩に手をかけようとした、そのときだった。
「ああああああ……!」
 突然、店中が悲鳴とも怒号ともつかない絶叫で揺れた。グラハムは不覚にもびくりと身を竦めた。
「ちょ、なんで今の外すかな! ていうかむしろどうやったら外したりできるのかな…!」
「ばっかやろー、絶好のチャンスだったじゃねえかよお…ッ!」
「FWなんだったらちゃんと決めなさいよねえええ…!?」
「あ、でもでも今のロビンのセンタリング凄くなかった? ドンピシャで。カッコイクなかった?」
 訛りのある早口の英語が飛び交う。この世の終わりでも到来したかというほど悲痛に頭を抱える若者。ビールのグラスをスクリーンに向けて振り上げる初老の男。地団駄を踏む若い女。タオルマフラーを握り締めてはしゃぐその友人。
 かまびすしい。むしろ、ちょっと怖い。
「やーっぱオブライエンの不在が痛えよなあ」
「なに、やっぱだめなのオブライエン」
 カウンターに陣取った労働者風の男のこぼした一言に、アンディが食いついた。
「直前のニュースじゃギリギリ間に合うかもって話だったじゃねえか」
「おう、それがだめだったんだと。本人は出たがったがドクターストップって話だ」
「そっか……まあ、まだ若いからな」
「おうよ、こんなところで無茶して壊したらつまんねえかんな」
「なあに、本戦には充分間に合うんだから気にするこっちゃねえ。おれたちのボーイズ・イン・グリーンならやってくれるさ!」
「そうそう、キーノもフィネガンもロビンも居るんだ、悲観するにゃまだ早えってな」
 まあ飲め、若いの。アンディの手元にどこからともなくギネスのグラスがやってくる。
「お、すまねえ」
 ぱっと破顔して青年がパイントグラスを手にすると、周囲の男たちも飲みかけの自分のグラスを手に取った。
「スローンチャ!」
 カチン、カチンとグラスがぶつかる音。そこへまた、わっと店内が盛り上がり、皆が一斉にテレビに目をやる。アンディはこれまでの試合経過なども教えてもらっているようだ。
 グラハムには到底、割り込めない空気だった。かれもサッカーくらいは知っているが、詳しくはない。はっきり言えば、疎い。画面を食い入るように見守りながら周囲の話にうんうんと頷く碧翠の眸は、生き生きと輝いている。
 ………おもしろくない。
 すん、とちいさく鼻を鳴らすと、グラハムはカウンターに肘をつき、適当に目に付いたタップハンドルのエールビールを注文した。バーテンすらも試合の内容に気もそぞろで、注文が通るまでに三回も呼ばなければならなかった。そして出てきたビールは当然ながらかれの普段口にするものより苦く重く、そして、ぬるかった。
 大勢の人が集まった店内で、かれだけが独り、蚊帳の外だった。


   + + +

「だーから悪かったって……」
 このとおり。苦笑しつつ両手を顔の前でぱちんと合わせると、若草色の双眸がじろりと横目に睨みあげてくる。それから、
「ふん」
 そっぽを向いた。
 年上とは到底信じられない子どもっぽいにも程がある仕種に思わず吹き出しかけて、ロックオンはすんでのところで呑みこむ。さすがにこれ以上、状況を拗らせたくはない。
 試合は、アイルランドが勝った。なかなか得点が決められず、じりじりした時間が続いた末、後半終了間際に相手のミスからカウンターで劇的な一点。実力で上回る相手に値千金の勝利だった。わっと沸いた店内でひとしきり周囲の同郷人らと肩を叩き抱き合って喜び、ふと傍らを見れば、すっかり置き去りにされたグラハムがぽつねんとスツールに腰かけて孤立していた。
(しまった)
 浮かれていたロックオンの背中をすうっと冷や汗が流れた。目が合うなり、グラハムは弄んでいた空のパイントグラスをカウンターに置き、さっさと店を出ていってしまう。来たときとは逆に、ロックオンが慌てて後を追うかたちになった。
 軍人モード全開の早足に追いすがれば、
「せっかく盛り上がっていたのだ、きみはもう少し楽しんでくればよい」
などと振り返りもせず言う。揚句、
「私よりサッカーのほうが大事なのだろう」
 そんな似合わぬ可愛い拗ね事を言い出すものだから、ロックオンはすっかり対応に困ってしまった。
 お互い大人なのだし、一通り謝って後は放置すればいいと思わないでもない。それで縁が切れるようなら、それまでの関係だったということ。そもそもがこんな暢気な付き合いをしていてよい相手ではないのだ、渡りに船というべきだ。
 だが。
(放っとけやしねえ、よなあ…)
 はあ、とため息とともに眉根が下がる。どうにも、しのびない心持ちになってしまうのだ。普段一緒にいる連中が、この手の愚痴や我儘を一切口にしないから尚のこと、何となし懐かしくなってしまって。
 たぶん、自分は根っから兄貴体質だということなのだろう。
(つったって、こいつのほうが年上なんだけどな)
 さて、どうしたものか。ミッション時さながらに何パターンかシミュレートしてみるが、実際のところロックオンはグラハム・エーカーという男のことをそれほどよく知らない。正直、途方に暮れていたときだった。
 ぴたりと、前を行く早足の背中が立ち止まった。ロックオンも足を止め見渡せば、そこはもうセントラルパークの中だ。超高層ビルの谷間に突如あふれる自然の中、人の流れがふと途切れて。
「私は!」
 グラハムは振りかえらぬまま、いつものはきはきと力強い口調で、言った。
「今日の日を……きみと会うのを楽しみにしていた…!」
 真っ直ぐと前方を見据えて、大地に垂直に佇立する背中。ただ、身体の両脇で握り締められた拳だけに、その心情を豊かにあらわして。ロックオンは目を細めた。自分より背はやや低いはずだのに、していることは駄々を捏ねる子どもと大差ないはずだのに、なぜかその背中は大きく見えた。
 ちょうど人払いでもしたかのように、周囲は静かだ。鳥の囀りをBGMに、午後の木漏れ日が蜂蜜色の頭髪に反射してきらめく。まるきり長閑で、まるで平和な情景。
 碧翠の双眼がゆっくりとまたたいた。
 ざり、と一歩踏み出せば、目の前の肩がかすかに動揺する。そこへ、そっと右手を置いた。
「……悪かった」
 吐息まじりの言葉は、真摯な謝罪と受け取ってもらえたらしい。グラハムの肩からわずか、力が抜ける。
「悪かった……誘ってくれて、有難う」
 いまや世界の敵となった自分を、仮令そうと知らないからにしても、こんなふうに気軽に誘い、あまつさえ会うのを楽しみにしてくれる人間がいる。我ながらほんとうに甘っちょろいと思うけれども、その事実が、単純に嬉しかった。
「仲直り、しちゃくれねえか」
 一瞬の空隙をはさんで、グラハムは振りかえった。しかつめらしく腕を組み、問う。
「反省しているか」
「はい、してます。ごめんなさい」
 まるで説教をする教師のような態度に、ロックオンが敢えて生徒ぶって神妙に謝ってみせれば、幾許か下方から見上げてくるあざやかな緑色がふっと和んだ。
「……よし」
 ならば、あらためて宜しくだ、アンディ。呼ばわれた偽の名に一瞬の躊躇を見せてから、
「………おう」
 差し出された右手にロックオンも応じた。


   + + +

「さて、それでは帰ったらフットボールの試合だな!」
 握手の後、あっけらかんと言い放った男を、ロックオンは唖然と見かえした。
「……は?」
「先刻、観損ねた試合だよ。そう、きみ風に言うのならアメリカン・フットボールだ」
「って、だっ…て、ええ…? ……あ、録画してたのか?」
 混乱しながらもどうにか答えらしきものを手繰り寄せたロックオンの前で、降りそそぐ陽射しを浴びて輝く金髪は、そうとも、と胸を張った。
「楽しみにしていた、と言ったろう!」
 ロックオンが目を瞠る。グラハムは満面の笑みだ。
「た、のしみってそっちのことかよ…!」
 思わず、声が裏返った。
「もちろん、きみと共に観るのをこそ楽しみにしていたとも」
 グラハムは悪びれない。にこにこと、あくまでも邪気のない笑顔でロックオンを追いつめる。
「観るだろう、無論?」
「〜〜〜〜っ!」
 俺は別に興味ない、とか。
 ルールも知らないし、とか。
 たったいま集中して試合観たばっかりで疲れてるんだ、とか。
 そんな言い逃れが通用する状況では、なかった。
「どうした、アンディ?」
 返事のないのを心底不思議そうに訊ねてくる、その眸はしかし楽しげにきらめいている。
(わざとだなこいつ……)
 そうは思えど、何しろロックオンの分が悪い。圧倒的に。
 うー、と一頻り唸って逃げ道を探った挙句、決して短くはないその間ひたすらにこやかに返事を待ち続けてみせたタチの悪い緑の双眸に退路を断たれ、ガンダム・デュナメスのマイスターはとうとう苦虫を大量に噛み潰した表情でユニオンのエースに白旗を掲げたのである。


<END>



―――サッカー欧州選手権に便乗して書きはじめたものの完成前に大会が終わってしまって行き場をなくした間抜けなハムロクお遊び企画でした。Andy O'Neil、は簡単なアナグラムです。SS-014との整合性は無視。(どきっぱり)