● 祝!箱館奉行所再建☆記念オフ会

【2010年9月18日〜20日】

『ヘナチョコアッパー★』のひよさま『BOOKMAKER』のヤスヒサさま主催の箱館奉行所ツアーに分不相応にも参加させていただきました。
メインは19日の奉行所&五稜郭タワー。
函館は2007年の晩秋以来(うわーそんなに昔だったか…)5度目です。4度目だとばっかり思ってたよ。(´・ω・`)


● 1日目

家の都合(ワタクシ買い出し担当なもので)にて午後にならないと旅立つことができず、14時45分発のAIRDOでドタバタと一路北へ。
……直前の仕事で、高度1万メートルで電気系統が死んでガス欠緊急着陸(ロシア)とか、飛行中に突然エンジン爆発「花火みたいだった(乗客談)」(カンタス)とか、そんなニュースを扱ってたので離陸と同時に脳を過りましたw ←ちなみにどっちの事故も負傷ゼロ
もちろん何事もなく、気流が不安定で揺れる可能性があるとの予報でしたがこれも影響なく、至極穏やかなフライトでした。ずっと一面の雲海まっしろで、パズーが凧に乗ってひょこっと顔出しそうだな、などと独りでわくわくしてた葛生さんです。(子どもか)

機内ではAIRDOに乗ったら必ず味わう無料サービスの北見のオニオンスープを堪能し、予定通り16時5分に函館空港到着。
当初はひよさんがお迎えに来てくださる流れでしたが、函館5度目の葛生さん、どうしても行っておきたい所があったので我儘を言わせていただき、後で合流することにして一足先にシャトルバスで市内へ直行――しようとして今回の旅で最初の関門に出くわしました。
小銭がなかった。(爆)
空港シャトルバスは函館駅まで400円なのですが、財布の中には1万円札しかなかった。もうバスが来ちゃってるので慌てて空港内に取って返し、売店で折り畳み傘1本に万札を出して店員のおばちゃんを戸惑わせつつ、ギリギリでバスに滑り込み。相変わらずのドタバタ道中ですな。

バスからの眺めは懐かしくも見慣れたもので、車窓から碧血碑(のある場所)を写メったりしながらのんびりとJR函館駅前までやってきました。葛生さんの行きたかったところ、というのは実は金森倉庫なので、駅前では降りません。しかし、葛生さん以外の乗客はすべてここで降りてしまいました。
運転手さん一言、「降りないの?」
…………すみません降りません……もう少し先まで行ってください……。
「どこまで行きたいの?」
「や、バス停の名前はちょっとわかんないんですけど、赤レンガ倉庫の方まで行きたいので…。」
「ふうん……じゃあちょっと両替してくるから待ってて。」
そんなかんじで若干めんどくさがられつつ、バスで走ること数分。
「金森倉庫ならここがいちばん近いけど、ここで降りる?」
「あ、はい。有難うございます」
「ちゃんと場所わかってる?ここで降りてどうするの?宿は決まってるの?」
思いっきり不審がられてますよ葛生さん……www
宿泊先は決まってるけど先に金森倉庫で友人と合流して夕飯を食べるんだ、と説明したらいちおう納得はしてくれたようで、それでも首を捻りながら運転手さんは去って行かれました。面倒くさい客でスンマセン。


そんなわけで金森倉庫です。
函館5度目だってのに今まで(朝靄と夜の)外観しか拝んだことがなかった函館の名所でございます。職場に「函館観光してきた」と言い張るためには、一度くらい覗いておかねば。あと、雑貨とかガラス製品とか好きなので、やっぱり一度は覗いてみたかったんです。
はこだて明治館(旧郵便局)からスタートして、ぶらぶらと倉庫群へ。なるほどこうなっているのか、と建物本体を楽しみつつ(煉瓦大好きっ子です☆)、中に入ったショップで販売されているネタとしか思えない商品の数々に一人でニヤニヤする怪しいヲタクが約1名。
ていうかな……オルゴール堂は自重したほうがよくないか…?握り寿司の回転オルゴールとか新撰組トリオ・オルゴールとかな……ネタにも程があるだろう…。(しかも高いし)

イカ墨染製品とか、噂のイカール・グッズなんかも発見し、なかなか充実した1時間の最後は、ペイストリースナッフルスのカフェで一息。スナッフルスは何といってもチーズオムレットが大好物なのですが、ここは敢えて生ケーキで。かぼちゃロールも気になったけど食前だし、とソーテルヌ(?)レアチーズを山川牛乳(笑)で頂くことに。
……酒につられたわけじゃ…3割くらいあります……。めっさ酒っぽくて甘くなくて、んまかったっすvv



金森倉庫内の函館ビヤホール前で待ち合わせ、沙月さん高来さんQ太郎さんと合流して夕食。いよいよ合宿らしくなってきました。ビヤホールは初めて入りましたが、ホール係の女の子の制服が可愛いのと、髪型がゆっるゆるなのとが印象的でした(え、そこ?)
少し遅れて宿へ寄っていたひよさんとヤスヒサさんも合流。記念すべきひよさんとの初対面です。女子校出身者としては抱きついておかねば!とレストランの真ん中で抱きついてみました。えへ。
初顔合わせのひよさんは、描かれる絵柄とか文章からは可愛らしいお人柄を勝手に想像していたのですが、すらっと背が高くてとてもしっかりしたお姉さんで意表をつかれました。すげえツボだ。さすが圭介ファンは侮れんぜ……見た目と中身のギャップが激しいな!(褒め言葉)
そして葛生さんは食事の間じゅうヤスヒサさんを眺めておりました……目の保養……じゅる。(はッ、いかんいかん何か零れてしまった)
食事内容は、何しろインパクト大だったのはアレです、割きイカの天麩羅です。メニュー見たと同時に視界にアピールしてきたインパクト。イカ天でも割きイカでもなく、割きイカの天麩羅。なんじゃそら、というわけで注文してみました。
……割きイカの天麩羅でした。割きイカの天麩羅以外の何ものでもありませんでした。だが、敢えて言わせてもらおう。なんで割きイカを揚げようと思った?なあ、なんでそう思った??(つまり、そういう味でした。うん、不味くはないんだけどね。でも、フツーに割きイカでよかった気がするよ)
あと、エゾシカもジャーキー以外で初めて食しました。味は……おぼえてねえや(ヲイ)
葛生さんは初めて山葵焼酎というのを呑んでみました。遠くで仄かに山葵っぽい香りがするなあ…と思いきや、だいぶ後から辛さが舌に絡んでくる、なんだかややこしい味でした。おもしろかった。
で、この食事の間中、女6人、旅の恥はかき捨てと嘯いてヲタ100%丸出しな会話を延々やらかしていたわけですが、お隣のテーブルの家族連れ(の子どもたち)(思春期)の視線が非常にアレでした、胡乱っちゅーか、うん、アレでした…。気づいてたんだけど止めなかった。ごめんちゃいw


夕食後は二手に別れて、お仕事後に箱館入りの裕さんを駅まで迎えに行く班と、宿に先に戻る班と別行動になりました。
ここで、2泊ぶんの荷物(デカトート1つだがパソ入ってるから重い)を抱えた葛生さんは当然後者のはずでした。でしたが、裕さんがトリスキーだと伺っては黙ってはおれませんでした。無理やりひよさんQさまにくっついてったぜィエイ! ……え? 荷物どうしたかって? 心優しい皆さんが先に宿に持ってってくれたよ!(万死)
函館駅も久し振りです。何も変わってなくて懐かしい…。と、思いきやなんかいた。
あと、このときは気づかなかったんですが翌朝、別宿のQさまと駅で待ち合わせ中にさらにすごいものを発見してしまいました。>ttp://anjls.exblog.jp/7885362/
パネエ。函館まじパネエよ……。
裕さんはすらりとした真面目そうな方でした。ひよさんの車で宿に向かう道々、圭介に嵌った経緯を根掘るわ葉掘るわ、初対面の遠慮ナッシングなわれわれ。脅えさせはしなかったか密かに心配していたのですが、後にそんな心配は無用だったと思い知らされました。裕さん、パネエ。さすが圭介ファンは侮れんぜ……見た目と中身のギャップが(イカ略、じゃなかった以下略)
(いや……社員旅行先で被り物して写真撮りまくってるって……)(ほんとうに圭介ファンは楽しい方々が多いですね!


今宵の宿は、いちど泊まってみたいなと思っていたガーデンハウス・チャチャ。英国で安上がり旅行の魅力を知ってしまったら、豪華夕食とかそっちのけですっかり宿泊代金第一になってしまったので、旅先のコンドミニアムは必ずチェックします。キッチン付き最高!(ただ、一人旅とかだとあまりコストダウンにならないのがネックですが)
とても綺麗で広々してて、コンドミニアムなのに気配りも行き届いた素適宿でした。
眺望もすばらしい…!
残念ながら葛生さんは視力0.1以下なので、お風呂からの夜景はぼやけてましたがwww

荷物を置くなり、ご挨拶もそこそこにお土産開陳祭りスタートです。
まず、ひよさんから渡されたのが、奉行所トートバッグ(名札&圭介くるみボタン付き)……!

なんじゃこりゃ!と吃驚しながら中を見たら紅茶とコーヒー、パウンドケーキが入ってました。おおおおお、なんか却って申し訳なくなってくるですよ…おろおろ;;
ちなみに、このボタンは現在、うちのオオトリ様がしっかり装着してらっしゃいます☆


続いて、沙月さんから四稜郭消し判が…!
中に圭介のイニシャルが彫ってあるんですよ。なんという器用さ!


Q様からはハチ公サブレ(かわいい!)、高来さんからは中津川銘菓・栗きんとん(大好物!)、裕さんには幕末トランプを見せていただきました。
このトランプがちょっと物凄かった。なにが、ってこれに入ってる圭介がハンパなかった。→→



ちょ、おま、えッ?このシルエット、おかしくね!?
もっと上下挟んでぎゅっ!て押し潰さないといけなくね!?
(酷)(ファンです)
皆さんの間からは、背景が四稜郭じゃない!家紋がトリじゃない!と容赦ないツッコミの声が次々と上がりました。うん、それでこそ圭介だ。(ファンですよ?)

ヤスヒサさんに見せていただいた叶さん特製の「伊庭歳新婚さんセット」も凄まじかった。破廉恥すぎて写真が撮れなかった(mjd)
しかし何よりハンパなかったのは、ひよさん→ヤスヒサさんのお土産と、裕さんのバースデーケーキでした…。

まず、ひよさん→ヤスヒサさんのお土産。

手作り幕末ルービックキューブ、だと…!?!!
もちろん伊庭歳テイストしっかり盛り込まれてます。歳さん背景がピンクです。


しかし葛生さんを滾らせたのは、そこじゃない。





けいすけえええええええええ……ッ!
圭介がな、ならッ、並ん……ッッ!!(おちつけ)








続いて、たまたま今回のオフ合宿にお誕生日が重なったという裕さんのお祝いパーティへ移行。ひよさん&ヤスヒサさんが圭介ファンの裕さんのために用意なさったケーキが、これまた、まじパネェ傑作でした。


けいすけえええええええええ……ッ!!!
(だからおちつけって)


写真も字もくっきり、無駄にすばらしい日本の技術に感歎しつつ、食べるのも忘れて撮影会です(笑) 
なんかこのサービスでバースデーケーキ作ってもらった子どもが最初喜んでたのにケーキカットの際に大泣きしたとかいうエピソードがあるそうですけど、まあ当然だよね…(^ ^ゞ
そんなわけでケーキ入刀!ザク…ッとな!→→

美味しかったです。ごちそうさま圭介!(違)


ここで、宿別のQ様がお帰りになられ、ひよさん・ヤスヒサさんが送って行かれました。実はこの時点でもう夜半近くて(確か)(うろ覚え)、なのに興奮冷めやらない我々。
葛生さんはうっかり持参したネットブックを持ち出し、去年の圭介倫敦紀行の写真を披露しはじめます。
何せ、下手っぴぃが萌えの迸るままにファインダーを向けてネタ写真を撮ってるわけですから、写真だけ見たんじゃ何を撮ったのかイミフメイです。自然、解説を担当します、が……
うん、無駄に熱が入った。すみません。喋り倒しました。
宿に残った面子で交代でお風呂に入りながら一週間分の旅行ネタ(妄想アレンジ付き)を語り尽くしたところで、ひよさんとヤスヒサさんがお帰りになられて、またヒースロー到着から解説再開。(……)
再び最後の写真まで辿り着いて、よし、じゃあ寝るか!と腕時計を外したら、

時計の針は午前3時を告げておりました……。

…………ええええええええええ!?!!?
いつの間に……。翌朝6時半起床だってのに……。
ほんともう、調子こいて長話してすみませんでした。「圭介が見たかもしれない当時の型の蒸気機関の動画」(当時の型、というだけで圭介が見た証拠は欠片もない。)とか、ほんっと、しょーもないもんばっかり見せて申し訳ありませんでした……。
私は楽しかったです……。


<続>




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